【代表blog】悩み多き女子

04.06.2017

最近は、女性の働き方や健康管理の支援について、特に関心をもって取り組んでいます。女性の社会進出が推進されるようになってずいぶん経ちますが、今の子どもたちが大人になる頃は・・どのような社会になっているだろうと考えることがあります。

 

厚生労働省が発表した「第14回21世紀出生時縦断調査及び第5回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況」の結果を眺めていたら、少し気になるデータがありました。

 

この調査は、同一客体を長年に渡って追跡する調査として、平成13年度から実施されているものです。気になった項目は、昨年10月に公開されたものの中で「子どもが思う悩みや不安」に関するもの。

 

対象は、平成13年出生児の男女で、調査時点において「中学二年生」となった子どもたちですが、一年前と比較すると「悩みや不安がある」と回答した子どもは男女とも増加しています。男女で比較すると、男児は3割程度が「悩みや不安がある」と回答したのに対して、女児は半数を超えており、まさに「悩める乙女」とはこのことかと言わんばかり。女子の方が、あれやこれやと想い巡らし、考えごとが多いのでしょうか。

 

 

図:子どもの性別にみた子どもが思う悩みや不安の有無の変化

 

 

 

出所)厚生労働省

第14回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)及び
第5回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況 の結果を元に作成

 

中学生といえば多感な時期。子どもから大人へと変化する過程の中で、様々なことを感じ、考える時期でもあります。受験や人間関係など、体験したことのない出来事を前に、極度の不安感を持つ気持ちも良く分かります。

 

女子のほうが、その傾向が強いのはなぜなのでしょう。かつて、女性の生涯といえば、学校を卒業して、数年間社会人として働いたのち、結婚して出産し、その後家庭を守る存在になるという形が一般的でした。しかし、今は違います。多くの女性が、なんらかの形で社会とのつながり持つ機会が増えています。過去のデータがないのでなんとも言えませんが、そんな「現代女性の生き方の多様化」が、選択肢を増やし、若者の選ぶことへの迷い、悩み、不安に影響しているのではないか、とも感じます。

 

一方、同じ調査結果の中で「子ども自身が考える将来について」という項目があります。

悩みや不安の種類として最も多いのが「進路に関すること」で、男女とも「大学卒業後に働くことを考えている」と回答している割合が最も多くなっています。

 

さらに、結婚観についての質問には、男児は約半数が結婚を具体的にはまだ考えていないが、「女児は約6割が20代で結婚したい」と考えていることがわかりました
 

晩婚化が進む昨今ですが、意外にも結婚観については従来の若者と変わらぬ感覚を持っているのでしょうか・・。

いずれにせよ、未来を創る子どもたちが、色んなことに挑戦できる社会にしていきたいものです。

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